動画編集のカットのみに絞っておすすめソフトを解説しました

カットには、「分割」と「トリミング」がある

分割とは1つのクリップの中間部分を切り取って短くする技術のことをいいます。

切り取りたい部分を指定するとその部分が切り離されます。

それ以外の部分をまとめて削除したい場合に便利です。

一方でトリミングはクリップの残したい部分の初めと終わりをあらかじめ指定した上でそれ以外の箇所を削除する技術を言います。

残したい部分と削除したい部分を見極めてトリミングと分割を使い分けることがカット技術においては重要になります。

とはいえ、重要なのは用語ではなくて操作方法であり、センスです。
ここでは、そのくらいの違いがあるんだ、くらいに覚えておくと良いです。

老舗アプリの「PowerDirector」

PowerDirectorは言わずと知れた世界でも利用者数が最も多い動画編集アプリです。

元々はPCで操作可能なアプリでしたが、
スマホでも操作できます。

さすが老舗のアプリだけあって操作性に優れておりトリミングや分割も簡単にすることができます。

別途サブスクを購入することで写真や音源素材を著作権者の許可を気にせずに自由に使うことができます。

TikTok運営の「CapCut」

TikTokが開発して提供している動画編集アプリです。

分割やトリミングはもちろんその他のエフェクト効果の追加など動画編集全般の作業が行えます。

TikTokが提供しているスマホアプリですが、
スマホアプリとは思えないほど充実した機能が揃っています。

トリミングや分割も直感的に操作可能なので、
少しアプリを触っていればすぐに慣れるでしょう。

トリミングがしやすい「InShot」

InShotはQuVideo社が提供している動画編集アプリ。

個人的には最もトリミング、
カット作業がしやすいアプリだと思います。

利用するのに月額料金がかかりますが、
作業効率性から考えれば決して費用は高くないと思います。

もちろんカット編集だけでなくテロップ、
BGM挿入といった基本の機能も備えています。

Premiere Pro

動画編集に携わったことがある人なら知らない人はいないであろう大人気ソフトがAdobe社が提供しているPremiere Pro(プレミアプロ)です。

YouTube業界で著名なクリエイターもこのソフトを使っている人が多いです。
非常に細かい部分まで編集できる機能が備わっておりテレビ業界や映画などの編集にも使われているほどです。

編集できる項目があまりに細かすぎて初心者には手に余るほどです。

ですが、業界標準ということは、マスターしておけば有り余るほどの仕事を手に入れられる可能性を秘めています。

映像業界のプロが使うソフトだからと、バリアを張る必要はありません。

あくまで、必要な項目をかいつまんでマスターすることをすれば、
決して手に余ることはありませんので安心してください。

Final Cut Pro

こちらもAdobe社のPremiere Proと並んで人気のある動画編集ソフトになります。
非常に使いやすく、初心者でも感覚的に使いこなすことが可能です。

ただし、Mac限定なのが残念なところ。
また、制作要件としてPremiere Proが指定されていることも多くあり
個人的な動画編集としてなら、Final Cut Proが楽かもしれませんが、
動画編集を仕事としたい場合は、やはりPremiere Proの使い方をマスターしておくほうがベターです。

YouTube編集をしている人であればPremiere Proとこのソフトのどちらで編集をするか悩んだ方も多いはず。

Premiere Pro同様、
機能が多すぎるので初心者には少しとっつきにくいイメージもあるかもしれませんが、
Final Cut Proには通常、お試し期間があるので、
それで操作性を確かめつつ必要であれば契約してみると良いでしょう。
また、買い切りなのも人気のひとつではあります。

トリミングなどのカット編集も直感的でやりやすいです。

まとめ

いかがでしたか？

スマホで動画編集ができるアプリやPCで編集ができるソフトを紹介してきましたが、
最低限の編集でよければスマホアプリでも十分に用を足せます。

そのため、カット編集だけスマホアプリで手早く仕上げて
細かい編集作業はPCで仕上げるといった使い分けをする人もいます。

ですが、最終的には手間や時間効率等の点でPCに圧倒的な軍配が上がります。

YouTuberのような編集がしたければ、Adobe Premiere Proの基礎をマスターしておくと
お仕事の幅も広がることでしょう。